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診察での血液検査

診察での血液検査

内科で診察を受けたときに血液検査が行われることもあります。
医学の進歩により、血液を調べることでさまざまなことがわかります。
何のために血液検査をするのかはそのケースによってさまざまですが、たとえば特定の病気の有無を調べるためにこの検査が行われるといったケースがあります。
問診や聴診などを使って診察をして、ある程度可能性のある病気を絞り込んでも、それだけでは完全に特定の病気だと診断はできない場合もあるのです。

病気の経緯や今出ている症状などから可能性のある病気を絞り込み、そこからさらに特定の病気だと調べる必要があると医師が判断したらそのときに血液検査を行います。
その結果を見ることで特定の病気かどうかを判断できます。
一見すると風邪のように見える症状でも、血液検査をすることで風邪以外の病気だと判明する場合もあるのです。
もしその病気が特効薬もある病気だとすると、血液検査を行ってその病気を特定できた方がスムーズに治る場合もあります。
このようなことから内科の診察では血液検査を行う場合もあります。

血液検査の流れ

内科で診察を受けたときの血液検査の流れですが、まずは医師が診察を行います。
このときに血液検査が必要かどうかを医師の方で判断します。
必要と判断したら採血に入ります。
採血は注射で行うことが多いですから、少し痛みのある検査となりますね。
もちろん麻酔が必要なほどの痛みではありませんが、注射や血を見るのが苦手な方には少し負担があるかもしれません。
採血している間に動いたりせず、じっとしていればすぐ終わりますから、医師が血液検査が必要と判断したらなるべく受けることを考えるといいです。
採血が終わったらその血を使って検査をするのですが、結果が出るのは数日後となります。
血液検査を受けたその日にすぐ結果がわかるわけではありませんから、また後日に来院し、結果を聞くという流れになります。

血液検査を受ける際の注意点

その内科で実施している血液検査なら患者側で希望すれば受けられる場合もありますが、医師がその必要性を認めない場合、保険適用外となる場合があります。
医師が診察を行い、今回は特に血液検査が必要ないと判断した場合に血液検査をお願いすると、それは健康診断や人間ドックで受ける検査と同じ扱いとなり、その検査については保険適用外となる場合があるのです。
何か症状があり、その治療のために血液検査が必要だと医師が判断して実施するものは保険適用となります。
このような違いがありますから、保険適用での検査を希望する方は医師に必要性を聞き、そのうえで受けるかどうかを判断するといいでしょう。