妊婦の風邪は内科で薬をもらえる?
妊婦の風邪の治療について
妊娠中でも風邪をひくことはあります。
症状がつらいときや、赤ちゃんに影響しないように早く治したいときなど、内科で薬をもらいたいこともあるでしょうが、初めての妊娠だと妊婦は内科で風邪薬をもらえるのか、不安になることもありますよね。
これについては病院や医師の方針がそれぞれであり、絶対というわけではないのですが、妊婦の方でも妊娠前と同じように内科で風邪薬をもらえることはあります。
風邪の治療について医師の力を借りたいときは気軽に利用してみるといいです。
ただし、その内科や医師の方針によっては産婦人科で相談するように言われることもあります。
そのときはかかりつけの産婦人科で相談してみるといいでしょう。
内科受診時には妊娠の申告が絶対条件
一点だけ十分に気をつけたいことがあります。
すでに妊娠していることがわかっている方は、必ず内科を受診したときにそのことを申告してください。
みずから申し出なくても、最近は初診時に記入する問診票にて妊娠の有無を聞かれる場合が多いです。
ここで必ず妊娠していると記入してください。
万が一、このような質問事項がなかったり、病院側から口頭でも妊娠の有無を確認されなかったりしたら、妊婦だということをみずから必ず伝えてください。
特に妊娠していることが見た目であまりわからない方は、申告を忘れないことが大事です。
妊婦でも風邪の薬は飲めるの?
妊婦の方でも飲める風邪薬はあります。
妊娠すると薬などは一切飲めないイメージもあるかもしれませんが、絶対に飲めないわけではないのです。
とはいえ、もちろん妊娠すると避けた方がいい薬もあります。
だからこそ先にご紹介したように、内科を受診するときに妊婦だという申告が必ず必要なのです。
それをしておけば医師や薬剤師が十分に注意し、妊婦の方でも飲める薬の種類や飲み方を判断します。
妊娠の申告をした上で処方された風邪薬なら問題ありませんから、それを飲みながらしっかり休養を取ってください。
妊娠の申告を忘れていた場合は
内科を受診して風邪薬をもらったものの、妊娠の申告を忘れていた場合、処方された薬は飲まないでください。
そして先に受診した内科をもう一度受診し、妊娠していることを改めて伝えた上で、先に処方された薬を飲んでも大丈夫かを確認してください。
大丈夫と言われたら飲めますが、大丈夫でない場合は改めて妊婦の方でも飲める薬を処方されます。
そのときは先に処方された薬はもう使わず、新しく処方された薬を飲んでください。